ハローワークの窓口で『職業相談』すると不採用理由を教えてもらえます。
もし書類選考での不採用の場合は、あまり意味がないのでオススメしません。
応募先の企業が、どれくらいあなたの履歴書を読み込んで、その不採用理由を書いたのかが不明だからです。
面接まで行って不採用だった場合は、聞く価値は若干あるかと思います。
ハローワークについての動画解説
はじめてハローワークを利用する方のために動画を作成しました。
お時間がありましたら、ぜひご覧ください。
Youtubeチャンネルへのリンク:おしごとーり
ハローワークの求人での不採用理由

ハローワークで教えてくれる不採用理由は9つあります。
そして1~5の理由の場合、
『採用又は採用しなかった理由について、できるだけ詳しい理由を教えてください』
という追加で記入できる欄があります。こちらの記入は任意です。
応募先企業はこれらの理由をネット(FAX)経由でハローワークに連絡しています。
ハローワークに不採用理由を聞く場合の注意点
書類選考の場合、応募先企業には何十件も応募があると思いますので、詳しい理由欄も空欄で出す企業が多いと思います。
また、ハローワークを利用している比率が多い中小企業では、大企業とは異なり採用業務に人材を割いていないところが多いです。
そのため応募者ひとりひとりに、正しい理由を書いている時間がない場合も多いですし、そもそも応募書類を詳細に読み込んでるかどうかもあやしいからです
また、もう一つの注意点としては、
理由が5つしかないので、そのどれにも当てはまらないという場合があるからです。
たとえば、『今回は年齢的に40代以下を募集していた』等の場合は、
そのような理由が5つの理由にないので、『2、技能・経験・知識の不足』というのを仮に選んだりしていると思われるからです。
不採用理由を聞いた方が良い場合
面接をした場合は、応募先企業も本人と実際会っていますので、しっかりした理由を書いてくれる企業が多いと思います(もちろん100%ではないですけど・・・・)。
まとめ
そもそも、転職サイトから自分で応募しても『なぜ、自分が不採用なのか』はわからないです。
また、転職エージェントもハローワークと同じく、不採用理由を教えてくれます。
しかし、転職エージェントも、本人へのあたりさわりのない不採用理由を伝えて、
『本当の理由』は教えてくれないこともあるかと思います。
なぜなら応募先企業は本人(転職エージェント)へ『率直な不採用理由』を伝えても何のメリットがないからです
(伝えて逆恨みされても困る・・・・・・)
ということで、
『どんな求人に応募したとしても、本当の不採用理由というものはわからない』
と考えて就職活動を行っていくのが正しいと思います。
もし、転職活動がうまくいっていない場合、
いろんな人に書類を見てもらったり、面接を見てもらったりした方が良いです。
その中で、
『自分の心に刺さる辛辣な意見をいってくれる人』
が正しいことを言っていると思います。
ハローワーク求人のデメリット
当サイトはハローワークの利用をおすすめしていますが、ハローワークだけで求人をさがすというのはデメリットがかなりあります。
問題は求人の種類が限定されてしまうということです。
企業によっては絶対にハローワークに求人をださないというところがあるからです。
何故、そのような企業はハローワークに求人を出さないかというと
- ハローワークは求人数が日本一あるので自社の求人が埋もれてしまい、応募が少ない。民間の転職サイトならお金次第でサイトの上位に表示され、ある程度の応募が見込める。
- ハローワークに求人を出すと優良求人のため応募が殺到してしまう、または新規事業のため非公開で人を探したい。
- ハローワークは若年者の利用が少ないため、若い人を採用したい場合はハローワークを利用しない。
ということで、就職活動をうまく進めるには、いろいろな転職サイトを登録してみる必要があります。
とりあえず、有名な転職サイトを利用していれば、他のライバル転職者に後れをとることはありません。
(企業側も求人を出す場合は、まずは有名サイトに求人を出そうとするからです。なぜなら、知名度がありユーザー数が多いので、希望の条件の人材を採用できる可能性が高いからです)