ハローワークの求人はブラック企業ばかりじゃない!【転職者の4割はハロワを利用】

転職活動 豆知識

『ハローワークはブラック企業の求人ばかりだから利用しない』というのは間違っています。

厚生労働省が発表している政府統計『平成 27 年転職者実態調査の概況』によると、
転職者の41.4%の方がハローワークを利用しているからです。

(20代の方や高学歴・難関資格・高度なスキルがある方は民間転職エージェント・転職サイトのみでも就職が決まる可能性は高いとは思いますが・・・)

転職活動を民間エージェントのみ、転職サイトのみ、ハローワークのみ等の選択肢を狭める就職活動は、ご自身の就職の確率を下げてしまいます。

 

動画解説と質問について

もし、失業保険を一度も受け取ったことがない方は、『専門用語なし』『5分』でわかりやすく解説した動画を作りましたので良かったらご覧ください!!

失業保険の質問は、Youtube動画へコメントしていただければ、可能な限り回答します!

Youtubeチャンネルへのリンク:おしごとーり

ハローワークはブラックばかりだ!

ハローワークってブラック企業ばかりって聞いたんですが

人によって何がブラックかは異なりますが、このサイトでは労働基準法を守らずに労働者を搾取している企業という意味で使っています。

また、ホワイト企業は、ちゃんと労働基準法を守っている企業という意味で使います。

ハローワークは求人数が多い(良い求人も悪い求人もある)

世の中にはどうしても一定数、ブラック企業が存在してしまいます。

労働基準法があるのにブラック企業がなくならないのは、刑法があるのに犯罪がなくならないのと同じです。

また、企業によっては、『ある部署はホワイトだが、別の部署はブラックだ』というのもあります。

 

さて、今、この文章を書いている時点のハローワークの求人数と代表的な転職サイトの求人数は、

求人数

・ハローワークの求人数  :1,000,689件
・リクナビNEXTの求人数:47,616件
・マイナビ転職の求人数  :12,777件

でした。

では、三つの中でブラック企業が一番掲載されている媒体はどれでしょうか

Q.ブラック企業が一番掲載されている求人媒体は?

A.ハローワーク

ホワイト企業が一番掲載されている媒体は?

Q.ホワイト企業が一番掲載されている求人媒体は?

A.ハローワーク

となります。

だって100万件も求人があるから確率的にそうなりますよね。

一概にハローワークだからブラック企業の求人が多いとは言えないことがわかると思います。

各求人媒体での、ホワイト企業・ブラック企業の比率については、「調べる方法がないのでわからない』というのが正しい意見です。

補足①『ホワイト企業』

どの求人媒体も、労働基準法の最低の労働条件に満たない求人は受け付けません。
だから、求人票上はどの企業もホワイト企業という事になります・・・・。

ハローワークに求人を出すのは無料だからブラック企業の求人が多い?

たしかに、

『うちはブラックで人がすぐ辞める。無料だからハローワークに年中求人出しておこう』
という求人はあるとは思いますが、

『うちはホワイトだから人はあんまり辞めない。人手不足ではないんだけど優秀な人が来たら採用しよう。無料だからハローワークに年中求人を出しておこう』

という求人も結構あります。

ですので、求人を出すのが無料だから、ハローワークにブラック企業が多いとは言えません。

補足②『カラ求人』

たまに、ネット上で
『ハロワはカラ求人※ばっかだ!俺が応募しても採用されなかった!ハロワの職員に聞いたら、この企業はずっと採用0人と言っていた』
という意見を目にします。

このケースは、上で説明した『うちはホワイトだから・・・・』って求人です。

つまり『カラ求人だ!』って意見を言う人は、『自分は優秀じゃないから採用されませんでした』と言っているのと同じです。

だって企業側が採用する気がない求人出すのって面倒ですよ。『応募者と面接して、採否を本人とハロワに連絡して』って。カラ求人とか出しても会社にメリットがないです。

※カラ求人:採用する気がないのに求人を出すこと

ネット上でハローワークの評判が悪いのはなぜか

でもネット上だと、転職エージェントをオススメしているサイトばかりじゃね?
ハロワをすすめているサイトなんか見たことねえよ!

これに関しては理由が二つあります。

優秀者層(高学歴・難関資格・高度なスキルもち)はハロワを利用しない

これは全くの私見ですが、ネット上で発言力がある人は優秀な人が多いので、(優秀だからマウントを取られづらいので発言しやすい?)ハローワーク利用者層ではないのが原因です。

そのため、ネット上の意見はハローワークより転職エージェントをオススメしがちです。

おしごとーり
おしごとーり

なんというかネット上(ブログとか)は、
①『A大卒(Fランク大学)です。私はこう思います。』
②『B大卒(有名大学)です。私はこう思います』

①より、②の方が多く見かけますよね。

転職エージェントばかりオススメする転職サイトの存在

ネット上でハローワークをオススメする記事を書いても、サイト運営者には1円も入らないです。

一方、民間の転職エージェントをサイト上で紹介すると広告費が入ります。

だからネット上ではみんな、
転職エージェントをまるで天国かのように礼賛しちゃうわけです( ´艸`)。

そして『ハローワークはブラック企業ばかりだ!担当者が不親切だ!転職エージェントは親切だ!』

とか記事に書くのです・・・・・。

おしごとーり
おしごとーり

ハローワークに誹謗中傷を言っても『ハロワにいわれのない誹謗中傷を言うなんて名誉棄損だ!お前を訴えてやる!』とかで、国が個人を訴えるとかありえないからです。ハロワは文句言われ放題です、サンドバック状態です。

当サイトもサイト運営のために広告をつけていますが、転職エージェントのみを勧めたりはしません。

ハローワークにも良いところはあるし、悪いところがあります。
それと同様に、
転職エージェントにも良いところはあるし、悪いところがあります。

この件は、ネットをよく利用する人ほど、転職エージェント礼賛の記事を見まくって影響されて
『やはり、転職エージェント一択だな』と陥ってしまいがちです。

ネット社会怖いですね。

転職者実態調査の概況からわかること

厚生労働省が出している統計で『雇用の構造に関する実態調査(転職者実態調査)』というものがあります。

平成27年転職者実態調査の概況|厚生労働省
平成27年転職者実態調査の概況について紹介しています。

こちらは転職者についての統計で、事業所とその事業所に所属している転職者個人を調査をしたものです。

おしごとーり
おしごとーり

結構おもしろいので、転職する人は読んでみると良いです。

前職を辞めた理由が『賃金が低いからやめた!』という理由は25%なのに、
転職先を『賃金が高いからここに決めた!』は5.4%とか。

みんな就職活動をしていくうちに、賃金ではなく仕事のやりがい等を求めるようになるんでしょうか・・・。

おしごとーり
おしごとーり

ちなみに、こちらの統計は令和2年分を現在作成中なようです。
令和3年11月に公表予定。

約4割の人がハローワークを利用している

転職者実態調査(転職活動の方法)
引用:平成27年転職者実態調査の概況 表17(https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/6-18c-h27.html)

こちらは、転職先に就職するまでの転職活動の方法を集計した表です。

全転職者のハローワークの利用率は41.4%となっています。

転職活動の方法としてはNO.1の利用率です。

20~30代、大卒者層

また、この表からは、20~30代前半、大卒者は民間の職業紹介機関(転職エージェント)の比率が高いのが読み取れます。

こちら方々は、ハローワークを利用しなくても就職できるかもしれません。

しかし、20代~30代でも約39~47%、大卒者でも約37%の人ハローワークを利用しています。

就職の確率を上げるために、ハローワークも利用していった方が良いでしょう。

再就職が長引くと

転職者実態調査(転職活動の期間)
引用:平成27年転職者実態調査の概況 表20(https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/6-18c-h27.html)

こちらは、「前職を退職してから、転職先に就職するまでの期間は?』という表です。

全体の結果は、離職から2か月で66%、4カ月で77%の人が次の職場に転職しているという事です。

また、4か月以上就職活動している方は、就職率が一桁になってしまいます。

つまりこれは早期に再就職しないと、転職先がなかなか決まらないということを意味しています。

特に、年齢が高い人はネットの意見をうのみにしハローワークを選択肢に入れないのは危険です。

ハローワークでのホワイト・ブラックの見分け方

ブラック企業の見分け方

さて、ではハローワークの求人でブラック企業を避けるにはどうしたらいいでしょうか。

もちろん確実は方法はありません。その可能性が高いと判断できる方法をお伝えします。

なお、『この企業は年中求人を出しているからブラックだ』というのは、最初の方で説明した通りホワイトもしくはブラック両方の可能性があります。

 

ブラック企業の見分け方

窓口で職員に聞く。

窓口で職員に聞く以外わかりません。だって、求人票上はホワイトなんですから・・・。

ハロワ職員に聞く内容

何度も同じ求人をだしていて、実際に採用されている形跡があるかどうか。

地方のハローワークなら、直接職員にブラック企業か聞いてみる。

過去の求人で実際に採用者がいるかどうかがポイントです。

採用者がいたのに、全く同じ条件ですぐに求人を出しているということは、ブラックだから辞めたのではないかと推測できます。

2番目の方法は、地方のハローワーク限定です。

実際ブラック企業に勤めて辞めた人が、また就職活動するためにハローワークにに来ます。そのときに職員にいろいろ言ったりするので、ウワサが広まります。

ということで、地方のハローワークの場合は直接ブラック企業か聞いてみましょう。ものすごい遠回しにアドバイスをくれると思います。

ホワイト企業の見分け方

ホワイト企業の見分け方はありません。
繰り返しになりますが、求人票上はどの企業もホワイト企業だからです。

もしご自身のホワイト企業の定義が例えば、

『年間休日125日、土日祝日休み』

であれば、その条件で求人検索するだけです。

『譲れない自分なりのホワイトな労働条件』を明確にして就職活動をしていくという事しかないです。

自分の直感を信じる

また、最終的なホワイトかブラックかの判断は

面接時の直感を信じる。

面接と職場の雰囲気で察する。

面接時の雰囲気で判断するしかないです。

ちょっとでも違和感があればそれが正しい確率が高いです。

結論

『ハローワークはブラック企業しかないから利用しない!』と言っていると、就職活動の期間が長引いてしまう可能性があります。

ハローワーク・転職エージェント・転職サイトどれも良いところがあります。

結論

お仕事探しの方法を一つに絞らないで、いろんな媒体から探して、早期に就職できる確率をあげましょう

ということが当サイトの結論です。

ハローワーク求人のデメリット

当サイトはハローワークの利用をおすすめしていますが、ハローワークだけで求人をさがすというのはデメリットがかなりあります。

問題は求人の種類が限定されてしまうということです。

企業によっては絶対にハローワークに求人をださないというところがあるからです。

何故、そのような企業はハローワークに求人を出さないかというと

ハローワークに求人を出さない理由
  1. ハローワークは求人数が日本一あるので自社の求人が埋もれてしまい、応募が少ない。民間の転職サイトならお金次第でサイトの上位に表示され、ある程度の応募が見込める。
  2. ハローワークに求人を出すと優良求人のため応募が殺到してしまう、または新規事業のため非公開で人を探したい。
  3. ハローワークは若年者の利用が少ないため、若い人を採用したい場合はハローワークを利用しない。

ということで、

おすすめ求人サイト

『リクナビNEXT』ハローワークだけでは不足している種類の求人情報を補う。民間では求人数最大級で、転職者の8割が利用

『リクルートエージェント』・『doda』非公開求人の情報を補う。

就職shop』:リクルートが運営する若年者専門転職エージェント

もちろん他の転職サイトでも良いんですが、いろんなサイトを登録するのは時間の無駄が多すぎます

有名な転職サイトを利用していれば、他のライバル転職者に後れをとることはありません。

また、企業側も求人を出す場合は、まずはリクナビNEXT等の有名サイトに求人を出そうとするからです。なぜなら、知名度がありユーザー数が多いので、希望の条件の人材を採用できる可能性が高いからです。

公式サイト:リクナビNEXT

公式サイト:リクルートエージェントdoda

公式サイト:就職Shop
 
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