会社を辞めたとき、雇用保険の手続きも大事ですが、健康保険、年金、その他いろいろと手続きが必要です。
初めて失業生活をする方のために、忘れてはいけない重要ポイントを解説してみました。
動画解説について
もし、雇用保険を一度も受け取ったことがない方は、『専門用語なし』『5分』でわかりやすく解説した動画を作りましたので良かったらご覧ください!!
Youtubeチャンネルへのリンク:おしごとーり
上記の動画が簡単すぎると思われた方はこちらの詳細解説版をどうぞ
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雇用保険の手続き
雇用保険については、とりあえず2つだけでOKです!
①会社に離職票の請求をする
②離職票が届いたら『すぐに』ハローワークへ行く
その後の手続きはハロワで説明してくれます。
もっと詳細が知りたい方は、こちらの『雇用保険のまとめページ』の記事をご覧ください。
ちなみに一番大事なポイントは、離職票が手元にとどいたら『すぐに』ハロワに行くことです。
なぜかというと、雇用保険はハロワで手続きしてからがスタートだからです。
健康保険の手続き
健康保険の種類
健康保険っていろいろあってよくわからん。取り合えずやめたら、市役所に行けばいいんだよな?
そうですね。基本的には市町村の役所で『国民健康保険』に加入することになります。
ですが、人によっては前の会社の健康保険を『任意継続』する方が良い場合もあります。
健康保険の種類は『会社員』、『その他(自営とか無職とかの人)』の2種類に分かれます。
- 会社員→協会けんぽ(全国健康保険協会)又は健康保険組合
- その他→国民健康保険
協会けんぽと健康保険組合の違いって何?
基本的に大企業とかはその企業独自の健康保険組合を持っていることが多いです。
あと、中小企業につとめていたとしても、同業者の会社が集まって作られた健康保険組合に加入している場合もあります。
で、そういった健康保険組合に入っていない人が入るのが『協会けんぽ(全国健康保険協会)』です。
昔は社会保険庁がやっていましたが、今は『協会けんぽ』という組織がやっています。
まあ、厳密には違いますが国がやっているようなものです。
任意継続とは
それで『任意継続』とは何なの?
『協会けんぽに入っていたら協会けんぽ』に、『健康保険組合に入っていたらその健康保険組合に』退職日の翌日から20日以内に申し出ると、その健康保険に2年間加入し続けることができます。
任意継続は会社の折半負担がないので、働いていた時の2倍健康保険料を払うイメージです。
え、二倍払うのか。
じゃあ、結局、『国民健康保険』と『任意継続』はどっちが得なの?
一概には言えないので、市町村に金額を聞いてみて比較してみましょう。
一般的には扶養家族がたくさんいる場合、任意継続の方がお得になるケースが多いです。
なぜなら健康保険は扶養家族が何人いようが、保険料が変わらないからです。
とりあえず、『国民健康保険』と『任意継続』を比較する必要があるということです。
手続き
国民健康保険の手続きは、会社から届く『社会保険資格喪失証明書、退職証明書、離職票』等の退職日がわかる書類をもって市町村の窓口でできます。
任意継続は、協会けんぽか健康保険組合に申請が必要です。
ここでのポイントは『20日以内』に『任意継続』にするかどうかを選択するということです。
期限が過ぎたら『任意継続』の選択はできません・・・・。
年金の手続き
年金は会社員の方が入る『厚生年金』と自営業や無職等の方が入る『国民年金』の2種類があります。
年金には健康保険の任意継続みたいな仕組みはないの?
残念ながらありません。年金は絶対に国民年金に入ることになります。
手続きはお住いの市町村ですることになります。
あと、毎月の支払いで付加保険料を払っていくことをおすすめします。
こちらは国民年金にしかない制度です。
毎月400円プラスして年金を払う(付加保険料)と、
老後に毎月200円(付加年金)もらえます。
え、毎月400円払って、老後に200円もらうの?
年金減ってるじゃん?
バカじゃん?
いえ、わかりづらいのですが、
年金なので、老後支給が開始されればずっともらえるということです。
つまり、
老後に年金もらうとき、二年間もらうと払った金額の同額になるからペイされて、
三年目からプラスになり続けるという制度です。
なるほど、金額は少ないけどそれなら結構お得だな。
手続き
国民年金の手続きは、『社会保険資格喪失証明書、退職証明書、離職票』等の退職日がわかる書類と、『身分証明書』、『基礎年金番号』が分かる書類をもって市町村でできます。
就職活動について
会社を辞めたはいいけど、就職活動なんて新卒のとき以来なんだが・・・。
不安だ・・・・・
そうですね。就職活動にブランクがある場合は、結構不安になると思います。
あと、新卒の就職活動と中途採用の就職活動では大きく異なる点があります。
新卒は、ポテンシャル採用なので、ふわっとした感じでも採用されたかもしれません。
しかし『転職者、退職者(中途採用者)』の就職活動は、『具体的に自分にできること』のアピールが必要です。
いや、でも俺は大した仕事してないから、アピールするものなんかない・・・
社内でもポンコツあつかいだったし・・・。
やはり、ニートになるしかないんじゃ・・・・・
本当にそうでしょうか。
その会社ではポンコツ扱いだったかもしれないけど、他社では必要な有用な能力・経験をもっているかもしれませんよ。
うーん。でも自分じゃそれがなんなのか考えてもわからない・・・
それなら、
ハローワークや転職エージェントに相談してみるのが一番です。
結局、自分を採用するのは他人(会社の面接官or会社の偉い人)なわけですよ。
自分一人では就職活動はできません。
第三者がみて魅力的な応募書類、職務経歴書等を作り上げる必要があるんです。
だから、他者と相談することが大事なのです。
自分の魅力ってのは、自分じゃ気づかないものなのです
食費を減らす
会社員時代は忙しくて、毎食外食だったんだよな。
節約のために料理をがんばるぞ!!
いきなり凝った料理を作り始めると挫折する可能性が高いですよ。
まずは、適当に肉や野菜を焼いて、レンジでチンのごはんから始めましょう。
でもやっぱり作るのはめんどくさいかも・・・・
そういえば、家には包丁すらないし・・・・。
・・・・・・・・・・・・・。